LS-VL1.0G server(2台目)
- 2012/05 購入
- LS-VL をお家のサーバとして使っています。 最初は、Debian squeezeを入れていました。
- squeezeはもう消してしまいましたが、
購入~squeezeの設定までです - 今のdebianはインストーラーまであるので、こういうのはもう要らないかも、 という感じの記載になっています。
最近ならStickPCにLinuxとか入ると面白いんだろうなぁ...
CPU | marvel arm 88FR131 rev1, 1.?GHz |
---|---|
Mem | 256MB |
HDD | 120GB SSD |
HDD | 50GB SSD (Kingston) -> 壊れる |
I/F | LED (Red) |
I/F | Ether x1 |
I/F | USB x1 |
- LS-VL 1-5: 購入~Debian squeezeの設定まで
LS-VLをdebian squeezeで運用するぞ(1)
NetBSD/Landiskで遊んでました.
低消費電力で一日中電球つけてるよりも 断然エコでしたし, その点は満足してました.
2年ぐらい運用したんですが, 今思うと少ししか役に立つシーンは限られてました...
そこで, もう少しマシンパワーが欲しかったので SSD換装なんてことしてたんです.
だがしかし, その換装作業中にLandisk君を壊してしまいましたorz...
SSDせっかく買ったのに...というわけで マシンパワーがはるかに上のNAS Boxを買うことに.
LS-VLがなんとARM 1.6GHzのハイパワーだというじゃありませんか.
さっそく, 中古で発見したのをget.
オークションも見てみましたが, なにかにつけて「ノークレームノーリターン」って脅してるし 値段も安くないしで中古にしました. それにしても「ノークレームノーリターン」ってなんかの免罪符なんですかね...
頼んで2日で到着しました.
さてこれから遊びます.
LS-VLを分解(2)
さて, お家にやってきましたLS-VL.
普通に立ち上げてLinuxからWebアクセス...
「動く...動くぞこいつ...!」
お決まりのリアクションです.
動いたのがわかったので早速分解.
私, せっかちなので昔から分解が苦手です.
ほら, あっという間に爪が折れた.
付属のHDDを外して今日はおしまい.
写真などはとってません, ごめんなさい.
LS-VLにdebian squeezeを導入(3)
新品のHDDを準備したのでdebian squeezeを導入します.
母艦はDynabook AZです. (同じARMだったので便利かも...)
まず, 付属のHDDをUSB-SATA変換の箱などを使って Dynabook AZに接続します.
1. Kernelとmoduleを母艦にコピー
付属のHDDにあるKernelとmoduleを使うので母艦にコピーします::
$ umount /dev/sda1 $ umount /dev/sda2 ...最近は自動でmountされるのでmount解除 $ sudo mkdir /home/root $ cd /home/root/ ...作業フォルダを作りました $ sudo mount /dev/sda1 /mnt2/boot $ sudo mount /dev/sda2 /mnt2/root $ sudo cp -a /mnt2/boot/* . ...LS-VL付属のカーネルをコピー $ cd /mnt2/root $ sudo tar zcvf /home/root/lsvl-modules.tgz lib/modules ...LS-VL付属のカーネルモジュールをコピー $ umount /dev/sda{1,2}
付属のHDDは必要なくなったのでumountしました.
2. Partitionの設定
次に新しいHDDを母艦に接続して作業します. くれぐれも他のHDDを初期化しないように注意してくださいね...::
$ sudo parted /dev/sda mklabel gpt $ sudo parted /dev/sda mkpart primary 0 100 $ sudo parted /dev/sda mkpart primary 100 1000 $ sudo parted -l /dev/sda
partitionの設定ができました. ここでは必要最小限を作成したので, 残りは後で作ってください.
3. format
formatします.::
$ sudo mke2fs -I 128 -j /dev/sda1 $ sudo mke2fs -j /dev/sda2
inodeサイズを128にしないといけないそうです.
(NetBSDでも128じゃないと取り扱えなかったけど, なんでだろ?)
4. 新しいHDDにファイルをコピー
一つファイルを取得しておきます. 空のinitrdだそうです.::
$ cd /home/root $ sudo wget http://tyche.pu-toyama.ac.jp/~a-urasim/lsvl/data/initrd.buffalo
さて, /bootにファイルをコピーしていきます::
$ sudo cp -rpdv /home/root/{u-boot_lsvl.bin,uImage.buffalo,initrd.buffalo} /mnt2/boot
5. debootstrapでdebianシステムを構築
次, /rootにdebootstrapでdebianシステムをHDD上に作ります.::
$ cd /mnt2 $ sudo apt-get install debootstrap ...私のDynabook AZにはdebootstrapが入って無かったのでいれました $ sudo debootstrap squeeze /mnt2 --help $ sudo debootstrap squeeze /mnt2 ...10分以上かかります...
/rootにkernelモジュールを展開しておきます.::
$ sudo tar xvf /home/root/lsvl-modules.tgz
6. SSHDの導入
/rootにsshをインストールしておきます.::
$ sudo chroot /mnt2/root # apt-get install ssh ...sshが起動するのでそれはkillしておきましょう # exit # sudo lsof | lv # こんなんや # ps -ax | grep ssh # こんなんで調べて... # sudo kill -TERM [pid] # プロセスを切る ...chrootでsshをstopする方がいいかも...
なんとこれでほとんど準備完了です. \ LS-VLのbootがいいのかな. Landiskよりもだいぶ簡単.
chroot以降は, ARMの母艦じゃないとできないっぽいですかね. \ i386機でどうやるかはdebianあんまりしらないので知りませんorz
7. いろいろ設定
最後にいろいろ設定します.::
$ vi /mnt2/etc/network/interfaces iface lo inet loopback auto lo iface eth0 inet dhcp auto eth0 iface eth1 inet dhcp auto eth1 $ vi /mnt2/etc/fstab none /proc proc nodev,noexec,nosuid 0 0 /dev/sda1 /boot ext3 rw,async,noatime,nodiratime 1 1 /dev/sda2 / ext3 rw,async,noatime,nodiratime 1 2 #/dev/sda3 /home ext3 rw,async,rw,noatime,nodiratime 1 3 #/dev/sdb1 none swap pri=0 0 0 $ vi /mnt2/etc/ssh/sshd_config ... PermitRootLogin yes # no => yesに ... $ sudo chroot /mnt2/root # passwd ...sshで入るためにrootのpasswordを変更しておく...
interfacesにeth1も設定している理由は, \ 私が購入したLS-VLのカーネルがeth1になっちゃうからです.
なんでだろう...
あとはLS-VLに接続して起動するかどうか...
8. 確認
私はeth0がeth1になっているのに1日気がつきませんでした.
LS-VLは上記の手順で起動はしていたのですが, \ LAN経由のアクセスができなかったので \ なにが悪いのか見当もつかず 1-7 を3回ぐらい繰り返してます.
どうしてeth1になっているのが分かったかというと, \ HDDを母艦に接続し直して調べていると \ /var/log/messages (母艦だと /mnt2/root/var/log/messages)に \ eth0 => eth1の変化が記載されていたからです.
あと, messagesに出力があったので「これは起動はしている!」と 確信できたのはモチベーション上がりました :D
確認は/var/log/messagesでやるといいです.
LS-VLのdebian squeezeに入ってみる(4)
前回まででLS-VLにdebianをインストールすることができました.
それの調整を行います.
起動したかどうかは, networkからアクセスするしかありません.::
$ ssh 192.168.2.10 -l root ...上記は架空のIPです. ...sshの鍵を登録するか聞かれるのでyesします(母艦の環境による passwd: xxxxx lsvl#
おぉLS-VL動いてる!
後は普通にLinuxとして設定していくのみ.
LS-VLのdebian squeezeを設定(5)
前回でLS-VLが動いていることは確認できたので, \ いろいろ入れていきます.
私がいれたのはまずsudo::
$ ssh lsvl passwd: zzzz lsvl# apt-get install sudo
それから一般ユーザーを作成します::
lsvl# useradd ippan -G adm lsvl# passwd ippan passwd: zzzz passwd: lsvl# EDITOR=vi visudo ... #%adm (ALL): ALL PASSWD: ALL => コメントを外す ... :x lsvl# exit
NetBSDならwheelなんですが, debianなんでadm.
この辺よく知りません.
さて一般ユーザを作ったのでそっちで作業します. \ sudoでやるのがUbuntuのお作法でしたっけ?::
$ ssh lsvl -l ippan passwd: zzzz lsvl$
それではいろいろ入れていきます.::
lsvl$ sudo apt-get install lv lsvl$ sudo apt-get install vim lsvl$ sudo apt-get install python2.6 lsvl$ sudo apt-get install lsof
python関連のinstall::
lsvl$ wget http:///ez_setup.py lsvl$ sudo ez_setup.py lsvl$ sudo easy_install pip lsvl$ sudo easy_install virtualenv
Zopeのinstall::
lsvl$ sudo groupadd zope lsvl$ sudo useradd zope -g zope ...user作っておく... lsvl$ sudo mkdir -p /home/zope/current lsvl$ cd /home/zope/current lsvl$ sudo virtualenv venv lsvl$ . ./venv/bin/activate (venv) lsvl$ sudo easy_install Zope2 ...10分ぐらい... (venv) lsvl$ sudo ./bin/mkzopeinstance -d . -u ippan -p zzzz (venv) lsvl$ sudo chown -R zope:zope . ...zope.confとかいじる... (venv) lsvl$ sudo -u zope ./bin/zopectl start . at zzzz (venv) lsvl$
Zopeが動いた...?
実ははじめてZope動かした時は刺さりました. \ swap設定してなかったんでメモリ不足でしょうか.
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